観ました。
なんだか、「孤独としあわせ」について考えてしまいました。
ペットと人が1対1で暮らしている姿って、当人にとってはもちろん「2人」である気分なんだろうけど、傍目から見れば「1人」なわけで。
子供を産めなくなってしまった独身の女性が猫と暮らすって、いったい、どういう気分なんだろう。
想像しようとしても、よくわからないので、「うむ・・・」となってしまいました。
映画の中では、彼女を支えるあたたかい人々の存在に救われます。
・・・
もう1本、昨日は
「百万円と苦虫女」
を観ました。
こちらは、人との本質的な関わりを避けて、仕事と住まいを点々とする女子の話。
「本当のことを言わずにいれば、平和に暮らせると思ってた」
というのが彼女がそのような生き方を選んだ理由。
でも、そんなやり方はけっきょく「平和」じゃないんだってことを、彼女が知る瞬間が悲しい。
しあわせって、けっきょくのところ、誰かと本気でぶつかりあわないと実を結ばない。
それは労力のいることだし、簡単にできることでもないのですね。
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