2008年9月15日月曜日

good good

「グーグーだって猫である」
観ました。

なんだか、「孤独としあわせ」について考えてしまいました。

ペットと人が1対1で暮らしている姿って、当人にとってはもちろん「2人」である気分なんだろうけど、傍目から見れば「1人」なわけで。

子供を産めなくなってしまった独身の女性が猫と暮らすって、いったい、どういう気分なんだろう。

想像しようとしても、よくわからないので、「うむ・・・」となってしまいました。

映画の中では、彼女を支えるあたたかい人々の存在に救われます。

・・・

もう1本、昨日は
「百万円と苦虫女」
を観ました。

こちらは、人との本質的な関わりを避けて、仕事と住まいを点々とする女子の話。

「本当のことを言わずにいれば、平和に暮らせると思ってた」
というのが彼女がそのような生き方を選んだ理由。

でも、そんなやり方はけっきょく「平和」じゃないんだってことを、彼女が知る瞬間が悲しい。

しあわせって、けっきょくのところ、誰かと本気でぶつかりあわないと実を結ばない。
それは労力のいることだし、簡単にできることでもないのですね。

2008年9月13日土曜日

cursive

気持ちの浮き沈みのはげしかった時期はなんとか通り越して、
今は「くもり、たまににわか雨」みたいな感じです。

・・・

今日観た映画「おくりびと」は「所作」について考えさせられる映画でした。

美しい動きは無駄のない一直線のよう。
飾りや邪念をそぎ落とした動き。
文字にたとえれば、「一筆書き」。